FLEXABELL 2013 ライブレポート
2013年11月10日(日) 新宿ジャム

今年もアベルのイベント、FLEXABELLが新宿ジャムさんで開催されました。
年季と経験を積んだベテランたちに、今まさに勢いに乗る若手バンド、ド迫力のヘヴィメタルから、独自の世界を創る弾き語りまで、今回も個性溢れる出演者たちが競演しました!



1.W・Wizard
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今回の一発目に登場してくれたのが、艶麗なメタルクイーンヴォーカルを擁したハードロックバンド『W・Wizard』。
「BURN」~「HIGHWAYSTAR」でいきなりレッドゾーンまで回しまくる!
女性ならではの、しかし芯のあるハイトーンボイスで骨太なシャウトをキメ、リードギターは、とにかく俺のギターを聴け!とばかりに弾きまくる!
主張はするが安定のベース!リードをしっかりと支えるサイドギター!それらを包容するドラムのリズム!
初っ端から観客は盛り上がりまくり!ヴォーカルのあおりにも自然に応えちゃう!!
ん?ここ新宿JAMだよね?鹿鳴館かLIVEステーションじゃないよね??と錯覚させんばかり!80年代ハードロック全盛期に戻った様!!
会場を熱気で充満させ、見事にオープニングアクトの大役を務めてくれた。



2.Drunksnake
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あれ?まだLIVEステーション??って錯覚が続きます!
そう!続いても生粋のH/Rバンドが登場!フレックスアベルレギュラーと言い切っていいでしょう!『Drunksnake』!
今回はリードキーボード&リードギター仕様!ジョン・ロードvsリッチーブラックモア!!壮絶な戦いが繰り広げられ、しかも何故かお互い満面の笑み!!!
自由なベース&ドラム、いや、自由に見えているだけで実際は確実なテンポ感!そしてその上に君臨するのが俺様ヴォーカル!!!なんだよもー!楽しそう過ぎるでしょ!!!
「BLACK NIGHT」では皆全員とうとう壊れちゃった。でも!機材は壊しません!熱いステージングと冷静な演奏内容。
なんかどんどん成熟&完成度が高まっているバンドは見ていても本当に楽しかった!!!



3.ウメタニタカフミ
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今回唯一のアコースティックソロで出演してくれたのが『ウメタニタカフミ』。
ステージ前に「緊張します!緊張します!」を連呼していたのに、本番が始まるとその独特な癒しのある歌声と、決して掻き鳴らすのではなく、ささやくようなアコースティックギターの音色で会場の視線を一瞬で集めてしまった!
それまでの熱気のこもった会場が(良い意味で)クールダウンして、雰囲気を一変させてしまう程の楽曲アレンジ。
それまで魅入るように鑑賞していた観客が、最後の曲が終わった後、堰のが切れたように惜しみない賞賛の歓声と拍手を送っていたことが彼の今後を活躍を予感させてくれました!



4.高橋レオ
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躍進を続けるインディーズバンド『TOY』にてギターを務める『高橋レオ』。
今回は弾き語りにて出演予定だったはずが蓋を開けてビックリ!なんとステージ中央に現れたのはレオ君のお父さん!!
本人はベースに徹してフレックスアベル史上初の「親子バンド」結成というサプライズを届けてくれたのでした!!
蛙の子は蛙。もとい、蛙の親は蛙!息子曰く「和製ジェームズブラウン」をいう表現ぴったりに、オールディーズナンバーを渋く!カッコ良く!決めまくる!
G,Bによるコーラスも美しく、ニコニコしたキュートな女性ドラムが華を添えて、ほっこりした中にもしっかり楽しませるステージを魅せてくれたのでした。



5.the friday nine
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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT,the birthday,ROSSO これらのバンド名を聞いて想像するのは 、、と思っていたら、その想像するまんまの、いやそれ以上にゴリゴリのロックスピリッツを体現化した 4人がステージ上に登場!
各々が黒い革ジャン、黒いジャケットを身に纏い、その中に見えるのは 『the friday nine』のロゴと共に髑髏があしらってあるバンドTシャツ。
そして出てくるの音は想像するまんまの、いやそれ以上にゴリゴリのロックサウンド!
図太くセクシーなベース、喧嘩を売るようでしかし心地よいドラム、うねる様に踊る様な音のギターサウンド、そして吐き棄てるかのような口説くようなヴォーカル。うんうん。これがMICHELLEとBLANKEYの音!!!



6.灯
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今回のトリは、なんとこのバンドでは初ライブというルーキーバンド!『灯-akari-』。
ルーキーとはいえ、トリに抜擢されたのには理由があります。
完全オリジナル楽曲によるメッセージ性豊かなギターのサウンドメイク!ドラム&ベースのステージングは魅せまくるし、ヴォーカルはイケメンと歌声で惹きつけるし、このバンド本当に初めてなの??
それは「僕たち今日が初ステージです」というMCの時の観客のどよめきに良く表れていました。
いやー!観客の皆さんノルノル!!今年のフレックスアベルは彼等若手の元気の良さで最高に心地よいエンディングを迎えることが出来ました!


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今年のFLEXABELLも、実に多様な音楽性の出演者が各々独自の世界を創り上げ、思わずオーディエンスが唸ってしまうパフォーマンスを見せてくれました。
FLEXABELLはジャンルや年代にとらわれず、それぞれのバンドの持ち味を遺憾なく発揮して頂き、楽しいイベントにしたいと思っています。
次回は皆さんもぜひ参加、応援してくださいね!

(2013/11/17更新)

 

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